9月の「フィルムアクターズラボ・アドバンス」では、NHK「モノローグ・オンステージ」が話題の渋谷悠監督の特別ワークショップを開催しました。
モノローグ集「穴」をテキストに、著者から直接モノローグの演技指導を受けられる貴重な機会となりました。
モノローグを演じる際のポイントとして渋谷監督が挙げてくださったのが、次の3つです。

① 対象を具体的にすること
多くの人はまずこれが出来ません。
1人だからと「どうやってセリフを言おう?」という発想になってしまいがちです。
しかしまずこれが落とし穴。見えない対象をリアルにすればするほど、あなたのリアクションもリアルになっていくそうです。

② セリフを言えるようになるためのバックグラウンドを作ること

モノローグ集『穴』に収録されている作品の多くはその人物のドラマチックな瞬間を描いています。
ここを低く・あるいは小さく設定してしまう方が多いそうです。
渋谷監督は「掛け金」を高く設定するようアドバイスされました。

③ 自意識を働かせない

俳優の最大の敵は自意識だと言われます。1人で演じていると尚更自意識が働き易いでしょう。
「検閲しない」ことを体感するインプロワークを取り入れ、その状態をモノローグに活かすと効果的です。

初日は即興・インプロを取り入れたシアターゲームを中心に行いました。

「自由になること」「演じることを楽しむ」「相手から影響を受ける」ことなどをインプロワークを通じて体感できる内容でした。
終始活気と笑いに溢れたワークショップで、参加者からは内容が濃密すぎてヘトヘトになったという声も。このインプロでの様々な気付きが、次回モノローグを演じる際に大いに役立つことになります。

2日目と3日目は、モノローグの実演を行いました。

参加者はそれぞれモノローグ集「穴」から好きな演目を選び、演じました。
渋谷監督は一人一人の課題に対して、丁寧に根気強くコーチングを行います。
監督からの様々なアドバイスや演技指導を受け、参加者の演技はどんどん変化していきました。





他の人の発表を見学している間にも参加者は、自分ならどう演じるか、もっと何ができるのかを常に問われ、沢山の刺激を受けた様子でした。
楽しい雰囲気の中、一瞬も飽きさせない渋谷ワールド全開のワークショップとなりました!

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