俳優になりたい。映画やテレビドラマに出演して、多くの人を感動させたい。俳優はいつの時代も憧れの職業です。しかしながら、俳優になるには何をすればよいのかはあまり知られてません。
俳優になるためにはどんな道があって、どんなことを勉強すればいいのでしょうか?

 ■あなたが目指す俳優像とは?

ひとことに俳優になりたいと言っても、様々な種類があります。
タレント活動をしながら俳優もやる方もいれば、職業俳優として俳優に絞った活動をする方もいます。
活動分野も、映画、テレビ、演劇(舞台)、ミュージカルなど様々です。
まずはどんな俳優を目指すのか、あなたなりのビジョンが必要となります。ビジョンがあって初めて、目標達成までの道筋を決められるのです。
あなたが憧れる俳優を見本にしても良いかもしれません。
どんな俳優を目指し、どの分野で、どんな作品に出演し、どんな活動をしていきたいのか?
俳優になるには、まずはそこから整理してみましょう。

■芸能事務所・プロダクション所属とフリーランス

俳優は大きく2つに分けられます。
それは、芸能事務所・プロダクション所属か、フリーランスかです。

芸能事務所に所属するメリットは、フリーランスでは得られないオーディション情報が得られたり、CM、テレビ、映画のキャスティング会社、制作会社との繋がりが強いことです。
あなたが目指す方向性が、テレビドラマや商業映画への出演であるなら、芸能事務所への所属が必須になるでしょう。
芸能事務所に所属すると、あなたの営業活動や出演に関する交渉を代行してくれますが、フリーランスだと営業活動や出演料の交渉なども自分でやらなければなりません。
一方で芸能事務所所属だと、基本的に事務所が取ってきた案件はやりたくない仕事でもやらなければなりませんが、フリーランスだと自分のやりたい仕事を選ぶことができます。
映画や演劇(舞台)ではフリーランスでも活躍している方もいます。

■俳優になる方法

では、俳優になるには、どんな方法があるのでしょうか?
俳優になる方法として、次の5つが考えられます。

①芸能事務所・プロダクションのオーディション

新人募集オーディションに応募して、所属俳優になることができれば道が開けます。
大手の芸能事務所に所属することができれば、事務所所属の有名俳優と一緒に出演させてもらえたり、事務所が出資する作品に配役されたりといったチャンスが広がります。
ただし、大手に入ったからといって、やりたい仕事があるとは限りません。大手には数多くの俳優・タレントが所属していますし、あなたの目指す方向性に合った仕事ができないかもしれません。
どんな俳優が所属していて、どんな仕事をしているのかをリサーチした上で事務所を選ぶ必要があります。

②俳優養成所・演技(演劇)専門学校

芸能事務所付属の養成所で学びながら、能力や才能を認められれば事務所に所属することができる場合があります。
演技や演劇専門学校では、複数の芸能事務所を集めたスカウトオーディションを開催したり、グループ会社で芸能事務所を運営している所もあります。
俳優としての基礎固めをしながらステップアップする場所としては良い反面、認められなければいつまで経っても上に上がれないこともあります。

③劇団員になる

舞台・演劇をメインでやっていきたい方はこの道も考えられます。
定期的に舞台・演劇を主催している団体のメンバーになることで、出演機会を得られます。
知人など横の繋がりでの紹介や、オーディションなどで新規メンバーを募っていますが、当然人気劇団への入団試験は狭き門となります。
演技トレーニングだけでなく、舞台公演に向けた美術などの準備や、チケットノルマがある場合もあるようです。
メリットとしては、発表の機会があるので業界人の目に留まる可能性があること。デメリットとしては、収入面で生活が非常に厳しいという声を良く耳にします。

④インディーズ映画から商業映画へ

俳優になるにはとにかく作品に出演することが必要です。
自主制作、インディーズ映画への出演は、事務所所属、フリーランス問わず、映画出演を目指す俳優にとって有効な手段となっています。
自主制作映画や低予算の映画では、公募のオーディションを行っています。
出演した映画が映画祭などで話題となり、監督が商業映画にステップアップすることがあります。
俳優として監督と信頼関係が出来ていれば、◯◯組として定期的に映画作品に呼ばれるようになります。
しかし、数ある中でどの作品や監督がブレイクするかを見極める力が必要で、多くの出演料は期待できないため、アルバイトや生活とどう両立していくかが難しいところとなります。

⑤ワークショップ

自分を知ってもらうことや、業界人とのコネクションづくりも俳優になるためには必要です。
有名映画監督や舞台演出家が講師を務めるワークショップに参加し、自分をアピールすることができれば、その講師の次回作で声がかかる場合があります。

■まとめ

俳優になるには、まず、どんな俳優になりたいのかのビジョンを明確にし、その上で自分がなりたい俳優像に近づける道を選択すること。
いずれのルートを選んだとしても、俳優としての才能や能力だけでなく、ステップアップするために自分をアピールできる場が必要となります。以上を参考に、是非あなたなりの成功を掴み取ってください!

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